最近のこと 2026-04
(雑記)
- 西野壮平の受容の文脈を眺めていて、カルトグラフィの専横ということを思う(観てもいない展示について考えている)
読む
- ブルーノ・ラトゥール/ニコライ・シュルツ『エコロジー階級の登場についての覚書』(川村久美子訳・解題)
地図参照的な記述法について(解題より) - 延江浩『松本隆 言葉の教室』(ちくま文庫)
行く/聴く/観る
- KRAFTWERK Multimedia Tour 2026
あまりによかったのでいくらか感傷的になる。思えばスパンでも回数でもクラフトワークがいちばん継続的にライブに行っている(おそらく)。
行ったのは 5/1 だが、Tour de France étape 1 - Chrono - étape 2 の Chrono - étape 2 のつなぎの部分の映像で珍しく選手ひとりの静止画像が大写しになる瞬間があり、それがマチュー・ヴァン・デル・プールの(おそらくパリ=ルーベか何かの)写真だったと思うのだが、確認する手段がなくて落ち着かない。Etape 2 は2000年代以降のイメージを使っているのでありうるとは思うものの、あまりに最近の感じで少し意外だった。ちなみに曲のラストは2002年のツールのファイナルステージのロビー・マキュアンのスプリントのシーン。Etape 2 は2003年発表なのでいちばん新しいのを使っていたという話。ほかの日のライブはどうだったのかと思って YouTube に上がっている動画を見ると、つなぎの部分の映像は少しずつ違っていて、やはりその場であれこれやっているということを再確認はできるのだが肝心のところが確かめられなくて落ち着かない。残りのツアーの映像でいつかはっきりするとは思うのだが
web
- Train Jazz “Every dot is a real subway train. Eight hundred of them, give or take, form a small jazz combo (walking bass, piano, sax, vibes, brushes) that has been playing without pause for over a hundred years.”
その他
- ついに自転車用のドラレコに手を出す。都内は精神衛生に悪いのであまり乗らなくなったが、あれこれの施策に市民的に comply しようと思えばそういうことに、つまり自ら「警察」の一部として機能する(そこには無論ポリシングの内面化も含まれる、というかそれ自体が今回の法改正の目的である)ことになるのだろうという気はする。これはLuupを利用することと本質的に同じある種の委譲である。なお東京都心における自転車利用の最大の障壁は精神衛生への悪影響とともに駐輪環境の劣悪さだが、それについていえば世界に冠たる日本の「放置自転車」対策はそもそも歩道に停めざるをえない道路環境の異常さの産物にすぎず、原則でいえばそのコストは「車道」の空間が負担すべきもの、つまり根本的には空間の問題なのだが、行政による「解決」はそれを時間の問題として扱っている
- Parantir がフランスの chore jacket (いわゆる昔風のワークジャケット)を売っているという話(NYTimes)。政府と結託したデータ/AI企業がブルーカラーのユニフォームを売るのはまあまあ面白い話だがそういえば Parantir といえば Alex Karp のディープフェイク動画がよくできていた(出所がよくわからないが RT がポストしている)。